何かを発案・実践する上において、最も大切な事柄は「何故そのようなことをするのか?」といった目的が必要だということです。
目的は重要です。必須です。それが無ければ、何かを発案・実践する意味などありません。
そういった部分において、仮病で会社を休む目的とは一体何かと問われれば、答はひとつとなります。
「己の新鮮さを取り戻せ」ということです。
新鮮さ、リフレッシュ、Refresh、FreshがReします。接頭辞というやつです。
新鮮さを取り戻そう
何かとストレスが多い現代、我々は常に何かに追いたてられ、責められ、行き場なく心を濁らせてしまっています。
足りないのは、そう、リフレッシュ。己の新鮮さを取り戻すこと。
現在時おり巷を騒がせているあらゆる凶悪犯罪も、元をたどれば人間が生きていく上で最も必要な新鮮さの欠如によるものが多いのではないでしょうか。
信じられないくらい残忍な殺人事件、無謀運転による交通事故、なんとも無理矢理な言いがかりによる集団での傷害事件、などなど。
現代社会の様々な時間・場所で、そのような痛ましい事件が休む間もなく繰り返されています。
そこで私はふと思うのですが、よく痴漢や盗撮を行なった者が使う、ある種定型文的なあの動機。
あれは一体何なのでしょうか?
ストレスがたまっていたから、電車で女性の体を触ってしまった。
ストレスがたまっていたから、エスカレーターで女性のスカートの奥を盗撮してしまった。
私のような凡人には、ストレスとそういった犯罪行為が何度シミュレートしたところで直結しません。
それはストレスによるものではなく、単なるスケベ心なのでは……と思いますが、それについては300ページほどの記事になり、指が腱鞘炎になってしまいそうなので、ここでは割愛させていただきます。
話が少々脱線いたしました。
そういったわけで、何かとストレスがたまる現代。
アナタは何か事件的なことを行ないたいですか?大切な人に迷惑をかけ、何もかもを失いたいですか?
答は必ず「NO!」のはずです。
仮病によりストレスから解放
ストレスから解放される手段のひとつが、私がオススメする仮病となります。
仮病を「ズルイ、ダメ人間」と定義するから、人は間違っていくのです。どこかで聞きましたが、「仮病は心を綺麗にするシャワー」です。
ビギナーは茶目っ気から入るのも良い
仮病ビギナーは「ちょっとした茶目っ気」から身につけるのもいいでしょう。
(*相手に隙を見せない圧倒的オーラのあるどっしりしたベテランや、仮病で周囲を深刻に心配させて異性からの人気も集める天才肌もいますのが、それは玄人向け)
仮病がバレたところで、アナタが「てへ☆」とイノセントに微笑めば、「ったく、しょうがないなぁ」と周囲に笑って許してもらえるキャラクターを身につけてください。
端的に申しますと、弟・妹キャラです。
それを実践し、「ナメてんのか、この野郎!」とぶん殴られたとすれば、それはまだまだアナタの精進が足りないということです。
無論、40代・50代・60代の方でも、弟・妹キャラの確立は可能です。
真実と勘違いは常に紙一重、どうせたった一度きりの人生です。
「ちょっと不思議なオジサン(オバサン)」といったポジションもなかなか魅力的ではありませんか。
人生は自分探しの旅と申しますし、旅の恥はかき捨てとも申します。
千里の道も一歩から――まずは始めてみてください。
仮病の基本
リフレッシュ / ストレスからの脱却 / 茶目っ気 / 弟・妹キャラ。
これらのキーワードは、仮病者(笑顔満載の人)になる為の基本でもありますので、きちんと押さえておきたいところです。
ちなみに私は弟キャラなどには向いてないので、相手をよく観察し、どんな考えの持ち主かを見抜いた上で対応するスタイルです。
基本が大事ではありますが、この業界は様々なアプローチ方法があるのが魅力的なところです。
日々スキルを磨き、あなた特有のスタイルを身につけてください。